2022年5月21日(土)・22日(日)に、TRYSTAR(トライスター)ブランドの朗読劇『Time [never] comes back!?』が池袋グリーンシアターにて開催・配信されましたが、本イベントの撮影・音響(配信側)・配信を担当させていただきました。

イベントページ(アーカイブ視聴チケット販売)はこちら

3回目の再演となる今回のイベントは、2日間で6公演、しかも各公演ごとに出演者の組み合わせが異なる形で実施され、舞台での朗読劇ならではの照明や音響の演出とともに、ドラマチックなストーリーが展開しました。

カメラにつきましては、前回3月公演と同様に、SONYのNXCAM「HXR-N70J」、Canonの4KCAM「XA55」の色味の違いをIRIS・GAIN・WB・色温度等を緻密に調整することで、視聴者に違和感ない形での配信を実現しました。カメラアングルとしては、全景をNXCAMで押さえつつ、XA55で2-3-2抜きをすることで、映像切り替え時に視聴者が疲れない画角を作りました。これら4台のカメラをRolandのビデオスイッチャーVR-50HD mkIIにてスイッチングいたしました。

音声はZOOM L-12にて音量バランスをとりつつパラ録音を行い、ミックス後のステレオ音声はRoland VR-50HD mkIIの音声入力を経由して配信PCに取り込みを行いました。

これらを配信PC上のOBSにてコントロールしましたが、今回からElgatoのSTREAM DECKという配信向け外部コントローラを導入、OBS上での直接のマウス操作は一切行わず、配信開始/終了、録画開始/終了、そして各種シーン切り替え(カメラ画像・蓋絵・イラスト等のスチール等)をSTREAM DECKに割り当てたボタンで操作しました。これにより、暗いコントロールブース内でのマウス操作でトラブルが起きることを防ぎ、より安全な配信が実現できるようになりました。

効率化ツールの導入により、この配信規模でしたらスタッフ1名にて対応可能ですので、コストをかなり抑えたサービス提供が可能となっております。是非ご検討いただけますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です